ヘアケア製品をOEM開発するメリットと成功させるポイント
オリジナルのヘアケア製品は、OEMメーカーに委託して製造することがおすすめです。理想に叶う製品を生み出すためにも、OEM開発する際には覚えておきたいことがあります。
そこで本記事では、ヘアケア製品をOEM開発するメリットから成功へと導くポイントまで、詳しくお伝えします。
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オリジナルのヘアケア製品をOEM開発するメリット
OEM開発とは製品の開発に際して、製造に関するすべての業務を外部に委託する生産方法です。専門知識を有したOEMメーカーが製造をサポートしてくれるため、効率的に製品をつくれる点が魅力です。
では「自社だけのヘアケア製品をつくりたい」という願いを叶えるOEM開発には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
①ブランドの価値を高められる
OEMメーカーにヘアケア製品の製造を委託すると、自社では製造以外の業務に集中できるようになります。特にブランディングに力を入れて取り組めば、完成したヘアケア製品に多くのファンをつけることができるはずです。
さらにOEMメーカーでは、顧客の「こういう商品がほしい」「こうならもっと良いな」といった、さまざまなニーズに対応するノウハウをもっているため、唯一無二の製品をつくれます。顧客の理想を叶える製品を生み出せるため、愛されるブランドへと成長できるといえます。
②製造コストを削減できる
製造にかかるコストを抑えられることも、ヘアケア製品をOEM開発するメリットの一つです。
OEMメーカーには効率的に製品を製造できる環境が整っており、無駄な工程が発生しません。さらに製品の原材料を一度に大量に仕入れているため、運送費や人件費などをカットできます。製造コストを削減しつつ、高品質なヘアケア製品をつくれることから、安定したビジネスモデルの構築も叶います。
OEM開発できるヘアケア製品
ヘアケア製品とひと口に言っても、その種類は一つではありません。ですから、さまざまな製品のなかで何がOEM開発できるのかを押さえておきたいところです。
①シャンプー
代表的なヘアケア製品であるシャンプーは、OEMでも製造可能です。
シャンプーとひと口に言っても、その種類は一つではありません。洗い上がりの理想によって、製造できる種類はさまざまです。
また、洗浄成分の効果から配合する成分を選べます。その例としては、アミノ酸シャンプーやせっけんシャンプー、高級アルコールシャンプー、リンスインシャンプーの4つが挙げられます。
▼OEM開発が可能なシャンプーの種類
種類 |
特徴 |
アミノ酸シャンプー |
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せっけんシャンプー |
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高級アルコールシャンプー |
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リンスインシャンプー |
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このように、シャンプーにはさまざまな種類があるため、ターゲットの悩みを解決する手助けとなる製品をつくることができます。
②トリートメント
シャンプーのほかに、トリートメントもOEM開発できます。
トリートメントのOEM開発においては、顧客が抱えるさまざまな髪の悩みを解決するために、ターゲットの絞り込みやニーズを理解することが不可欠です。例えば50代の方に向けた製品には、髪のパサつきを抑えてしっとりまとまる効果が求められるかもしれません。
カラーやパーマを繰り返したダメージ毛に悩んでいる場合は、髪の毛の内側を補修するトリートメントの需要が高いと考えられます。
③ヘアオイル
ヘアオイルは、熱や摩擦から髪を守るうえで欠かせません。OEMで製造する際には、用途や使用感によって原料となる植物油が異なることを覚えておきたいところです。
例えば、ダメージ補修や保湿効果のある製品をつくりたいならアルガンオイル、さらっと軽く仕上がる製品をつくりたいならホホバオイルが選択肢に入るでしょう。どの植物油を使用するのかによってヘアオイルの効果が変わるため、オリジナルのヘアオイルをつくる際は用途を明確にすることが大切です。
ヘアケア製品のOEM開発を成功させるためにできること
せっかくオリジナルのヘアケア製品をOEM開発するのであれば、満足のいく仕上がりにしたいところです。しかし、ヘアケア製品の企画やOEMメーカーへの委託が初めての場合「どうやって進めたらいいのかな」と不安を感じる担当者さまもいるかもしれません。
そのような不安を払拭するため、ここからはヘアケア製品のOEM開発を成功させるポイントをお伝えしていきます。
ヘアケア製品の開発を得意とするOEMメーカーを選ぶ
まず、委託するOEMメーカーがヘアケア製品の開発・製造に特化しているかどうかを確認することが不可欠です。OEMメーカーごとに得意分野が異なりますから、専門的に製造している企業を見極める必要があります。
多くの方から愛されるヘアケア製品を生み出すためにも、OEMメーカーの強みやサポート体制、口コミなどを細かくチェックすることをおすすめします。
OEMメーカーと密にコミュニケーションをとる
OEMメーカーとコミュニケーションがうまくとれなければ、自社のこだわりをかたちにするのは難しいといえます。要望が伝わらないと何度もつくり直すこととなり、販売を開始する時期が予定よりも遅くなるかもしれません。
「自社では製造しないから」とOEMメーカーにすべて任せるのではなく、密に連絡をとり、具体的な要望や想いを伝えることがヘアケア製品の開発を成功させる鍵となります。
使用する容器にこだわる
いくら良いヘアケア製品が完成しても、顧客に興味をもってもらえなければ意味がありません。
「良いな」と手にとってもらうためには、中身だけではなく容器の形や容量、デザイン性、使いやすさにもこだわりたいところです。例えば、石堂硝子の“カクットPET300ML”は、ヘアケア用の容量の大きいボトルでありながら、厚さが4cmとなっているため、コンパクトな収納や配送料のカットが叶います。
●あわせて読みたい「カクットPET 300ML」
ヘアケア製品のOEM開発に際して、使用する容器に迷ったら化粧品容器メーカーで探すことをおすすめします。上記のような、新たな付加価値を加えた容器を提案してもらえるはずです。
まとめ
この記事では、ヘアケア製品のOEM開発について以下を解説しました。
- オリジナルのヘアケア製品をOEM開発するメリット
- OEM開発できるヘアケア製品
- ヘアケア製品のOEM開発を成功させるためにできること
オリジナルのヘアケア製品をOEM開発すると、ブランドの価値を高められるうえ、製造コストも削減できます。満足のいく製品を生み出すためにも、顧客の心をつかむ容器を使用するのがポイントです。
石堂硝子では、ヘアケア製品にもぴったりな容器を多数取りそろえております。製品の特性やブランドのコンセプトに合わせて、最適な容器をご提案いたします。ぜひお気軽にご相談ください。
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