化粧品容器のサンプルを手に入れる方法とポイントを解説

化粧品容器のサンプルを手に入れる方法とポイントを解説

化粧品を製造するにあたって、容器選びは重要です。化粧品のターゲットや使用シーンに合った容器を選ぶ際は、サンプルを実際に手にしたほうが、イメージに近いものを見つけられます。


そこで本記事では、化粧品容器のサンプルを手に入れる方法と、サンプルを見るときのポイントを解説します。


目次[非表示]

  1. 1.化粧品容器のサンプルを手に入れる方法
    1. 1.1.①企業から取り寄せる
    2. 1.2.②ショールームに足を運ぶ
  2. 2.化粧品容器のサンプルを見るときのポイント
    1. 2.1.①素材
    2. 2.2.②デザイン
    3. 2.3.③容量
    4. 2.4.④形状
  3. 3.化粧品によく使用される容器の種類
    1. 3.1.①ボトル
    2. 3.2.②チューブ
    3. 3.3.③ジャー(広口容器)
    4. 3.4.④ポンプ
    5. 3.5.⑤エアレス
    6. 3.6.⑥スポイト
  4. 4.まとめ


化粧品容器のサンプルを手に入れる方法

化粧品容器のサンプルを手に入れる方法

化粧品容器のサンプルを手に入れるには、主に2つの方法があります。以下で、詳しく解説します。


①企業から取り寄せる

化粧品容器メーカーのなかには、サンプル請求を受け付けている企業が多く存在します。サンプル請求を受け付けている場合、Webサイトや電話、あるいはメールなどで請求可能なケースが一般的です。


②ショールームに足を運ぶ

化粧品容器を展示しているショールームに足を運び、サンプルを持ち帰る方法もおすすめです。


先ほど紹介した、企業からサンプルを取り寄せる方法では、多くの場合、請求可能な個数に上限が設けられています。しかし化粧品容器メーカーのショールームなら、その場にいる限り、目にできるサンプルの数に制限はありません。持ち帰り可能なサンプルには個数制限がある可能性も考えられますが、化粧品容器の見た目や質感などは納得いくまで確かめられます。


なお、ショールームの見学も、Webサイトや電話、あるいはメールなどで予約を受け付けていることが一般的です。



化粧品容器のサンプルを見るときのポイント

化粧品容器のサンプルを実際に見るときは、4つのポイントに着目すると、スムーズに希望通りの容器を見つけられます。化粧品容器を探す際は、以下のポイントを参考にしてください。


①素材

化粧品容器のサンプルを見るときは、中身の品質を一定に保てる素材が使われているかどうか、必ず確認しなくてはなりません。


化粧品容器に用いられる素材としては、プラスチックやガラス、金属などが挙げられます。光や酸素などによる影響で中身が変質しないよう、容器に入れる化粧品に応じて素材を選ぶことが大切です。


②デザイン

多くの人の手に取ってもらえるような化粧品容器にするには、デザインも重視したいところです。化粧品のコンセプトやブランドのイメージに合ったデザインにするために、塗装や着色、印刷といった加飾で化粧品の見栄えを演出します。


基本的にサンプルは無加工の物が多いですが、塗装や蒸着、着色品などをサンプルで取り寄せられる場合もあります。また、ショールームでは実際に販売されている加飾付きの製品を手に取って見ることができます。


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③容量

化粧品ごとに、適切な容量はさまざまです。例えば、早めに使い切らなくてはならない化粧品の場合は、容量が少ないほうが使い勝手が良いといえます。逆に、一度に大量に使う化粧品であれば、大容量のものが好まれます。このように、化粧品の使用期限や用途を見極めたうえで、適切な容量の化粧品容器を選ぶことが重要です。


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④形状

ユーザーにとって使いやすい形状も、その化粧品を購入する理由となりえます。そのため、ユーザーが化粧品を使うシーンをイメージして、どのような形状が最適か考えることがポイントです。手になじみやすかったり、倒れにくく縦向きで収納できたりするなど、化粧品容器メーカーがこだわっている部分に着目すると選びやすくなります。



化粧品によく使用される容器の種類

化粧品によく使用される容器の種類

中に入れる化粧品の種類ごとに、よく使用される化粧品容器は決まっています。以下では、代表的なものを紹介します。


①ボトル

化粧水や乳液など、液状の化粧品には、細口のボトルが使用されます。ボトルの種類によっては、中栓やキャップなど、さまざまな付属品もあります。


②チューブ

チューブは、主に粘度の高いクリーム状やジェル状の化粧品に用いられます。容器が柔らかく、内容物を押し出しやすいことが特徴です。


③ジャー(広口容器)

ジャーも、チューブと同様、粘度の高いクリーム状やジェル状の化粧品に使われるものです。衛生面を保つために、中に入っている化粧品をすくうスパチュラと呼ばれるヘラが付属することが多いです。


④ポンプ

ボディローションや乳液、化粧水など、さまざまな化粧品にポンプは採用されています。ポンプを押して出てくる量は一定であるため、一回の使用量が決まっている化粧品を入れる際に便利です。


⑤エアレス

密閉性に優れているエアレスは、容器内を真空状態に保てるため、酸素にふれると変質しやすい化粧品によく使用されます。ポンプで中身を押し上げることで、毎回決まった量を出すことが可能です。


容器の底には可動するピストンが入っており、ポンプを押して内容物が出ると、底にあるピストンが吸引されて押し上げられる仕組みとなっています。同時に内容物も押し上げられるため、化粧品を最後まで無駄なく使えます。


⑥スポイト

スポイトは、内容物を一滴ずつ出せる容器です。容器の口が、栓の代わりにスポイド状になっています。一度に使う量が少なかったり、使う量を自分で調整する必要があったりする化粧品に最適です。



まとめ

この記事では、化粧品容器のサンプルについて、以下を解説しました。


  • 化粧品容器のサンプルを手に入れる方法
  • 化粧品容器のサンプルを見るときのポイント
  • 化粧品によく使用される容器の種類


化粧品容器のサンプルは、化粧品容器メーカーに請求したり、ショールームに足を運んだりすることで手に入れられます。


化粧品容器のサンプルを見るときは、化粧品の品質が維持できる素材かどうか、確かめることが大切です。デザインや容量、形状にも着目すると、ユーザーにとってより魅力的に映るものを見つけられます。


石堂硝子では、さまざまな種類の化粧品容器をショールームにてご用意しております。「実際に触って試しながら、イメージ通りの化粧品容器を探したい」という企業さまは、ぜひお問い合わせください。


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