
樹脂原料でつくるマット調ボトル ~おすすめ着色原料3選~
化粧品の加工で人気が高いのが、落ち着いた質感の「マット調」です。
ツヤのない上品な仕上がりはブランドイメージの向上や高級感にもつながります。
マット調の見た目を実現する方法としては塗装などの二次加工があげられますが、今回は【成型時にマット調にできる樹脂原料】を3種類紹介していきます。
①カスミ
プラスチックに鉱物を混ぜて膨らませると、表面に細かいザラつきができて、自然なツヤ消しの見た目になります。曇りガラスのようなやわらかな透け感ができます。
3種類の中でマット感が一番強くでます。
②ミスティエフェクト
カスミと同じく、プラスチックに鉱物を混ぜて膨らませると、表面に細かいザラつきができて、自然なツヤ消しの見た目になります。
やわらかな透け感のマットで、カスミよりややマット感が薄くなります。
③フロスト調
光拡散剤(パール剤)を練りこみ、くすみのある仕上がりになります。
光の透過を乱反射させて曇っているように見せていて、表面に光沢感があります。
3種の中では一番透明感が薄くなっています。
その他にも成形することでつや消しとなる樹脂原料「マットPP」は特にマット感が強くでますが、
対応できる容器がジャーやキャップなどのインジェクション成形(一部ブローボトル)となっています。
細口のボトルでマット感のでる樹脂原料をお探しの方は、「カスミ」「ミスティエフェクト」「フロスト調」も検討されてみてはいかがでしょうか。
樹脂原料でつくるマット調ボトルのメリット
樹脂原料でつくるマット調は塗装の後工程をカットできるため、コストメリットや納期短縮が期待できます。
また、例えば角型の扁平ボトルなど、マット塗装を行うと落下強度や色ムラなど懸念点がある形状の容器にマット感を持たせたい場合にも有力な選択肢です。
▲角型ボトルにカスミ着色(ピンク透明)をしたとき
まとめ
化粧品容器をマット調にできる樹脂原料「カスミ」「ミスティエフェクト」「フロスト調」を紹介しました。
マット調ボトルで、コスト・納期・品質のバランスをとりたいとお考えの際は「原料でマットにする」選択肢もぜひご検討ください。
今回紹介した樹脂原料を使用したマット調ボトルのサンプルも1本から請求可能です。
下記フォームよりぜひお問い合わせください。
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