品質保持、高粘度対応、最後まで使えるエアレスポンプ容器メリットまとめ

品質保持・高粘度対応・使い切りやすい!エアレスポンプ容器のメリットまとめ

「酸化しにくい」「衛生的」「高粘度対応」「最後まで使い切りやすい設計」を兼ね備えたエアレスポンプ容器は、近年多くのメーカーから注目され、高機能スキンケア製品などに採用されています。

本記事では、化粧品におけるエアレスポンプ容器の特徴から採用背景、設計上の工夫、使用傾向までを整理し、容器選定のヒントを解説します。

目次[非表示]

  1. 1.エアレスポンプ容器とは?
    1. 1.1.採用が増えている背景
      1. 1.1.1.品質保持
    2. 1.2.最後まで使い切れる仕組み
    3. 1.3.衛生面
    4. 1.4.エアレスポンプ容器の構造と設計上の工夫
      1. 1.4.1.・ピストン方式
    5. 1.5.スキンケア・美容液などでの使用傾向
  2. 2.まとめ

エアレスポンプ容器とは?

エアレスポンプ容器とは?

化粧品容器エアレスポンプは、エアレスポンプ容器は、ポンプをプッシュするとボトル底のピストンが吸引され上昇し、化粧品の内容物が一緒に押し上げられる構造で、容器の中に空気が入りにくく、 防腐剤等を最小限に抑えながら、最後まで新鮮な状態で使い切りやすいのが特徴です。

外の空気を容器内に取り込まないため、使い終わるまで空気に触れにくく、敏感な成分や酸化しやすい内容物にはエアレス容器が適しています。

ピストンが最上部までしっかり上がるため、最後まで無駄なく使用できる点も特徴です。これは、消費者満足度の向上だけでなく、ブランドイメージの差別化にもつながります。化粧品の内容物そのものに手を加えることなく、容器の工夫で品質保持を実現できる点が、エアレスポンプ容器の大きな価値といえます。

採用が増えている背景

エアレスポンプ容器が化粧品メーカーに広く導入されているのは、いくつかの課題解決効果が評価されているためです。ここでは代表的な要素を紹介します。

品質保持

酸化を抑え、内容物の変質のリスクが軽減されます。これにより繊細な内容物にも使いやすい容器です。

最後まで使い切れる仕組み

ポンプの吸い上げる力でピストンが上昇し、内容物をかき上げるので、内容物の使用残を少なくすることができます。また、その構造により高粘度の内容物を吐出することが可能で、ジェルなどの製品採用も増えています。

エアレスポンプ容器の内部は空気が少ないので、容器を振っても音が出ません。そのため不透明のデザインだと残量が分かりにくいことがありますが、容器の1か所に透明の部分(窓)をつくることで「ここにピストンが見えたらもうすぐ使い切る」ということが分かりやすくなります。

衛生面

ジャー容器のように指で直接中身を取らないため、より衛生面での安心につながります。

エアレスポンプ容器の構造と設計上の工夫

エアレスポンプ容器構造と設計の工夫とは

エアレスポンプ容器は、中身を守るための高度な設計が施されています。

・ピストン方式

ポンプを押すと内部のピストンが上昇し、中身を吸い上げる仕組みです。通常のポンプ容器は、プッシュするたびに容器内へ空気を取り込む構造になっています。これは、空気を入れないとボトルが凹んでしまうためです。一方、エアレスポンプ容器は、プッシュするたびに内部のピストンが上昇し、その動きで内容物を吸い上げて吐出します。この仕組みにより、内容物が入っている部分には空気が入りにくく、酸化を防ぎやすい仕様となっています。

スキンケア・美容液などでの使用傾向

エアレスポンプ容器は、特にスキンケアや高単価の美容液において導入が拡大しています。

  • スキンケア製品:クレンジングジェル、保湿クリーム、オールインワンジェルなど、毎日使うアイテムに採用が増えています。

  • 美容液:高機能・高単価ラインで導入されることが多く、ブランド価値を高める役割を果たします。

  • UVケア/ファンデーション:安定性や衛生面が重視され、酸化を防ぎたい製品に採用が進んでいます。

これらの傾向は、メーカーが訴求する「品質保持」や「最後まで使い切れる利便性」が、消費者に支持されていることを示す動きといえます。

まとめ

今回は、エアレスポンプ容器について解説しました。

  • エアレスポンプ容器とは?

  • 採用が増えている背景

  • エアレスポンプ容器の構造と設計上の工夫

  • スキンケア・美容液・UV/ファンデーションなどでの使用傾向

「酸化しにくい」「衛生面」「最後まで使い切りやすい」などの点に優れており、さまざまな製品に採用されています。空気が触れにくい構造で、通常のポンプボトルに比べて酸化を抑えることができ、内容物への防腐剤の量を調整しやすいのがメリットです。 また、ポンプをプッシュする毎にピストンが上昇し、内容物を吸い上げる構造のため、高粘度の内容物への対応も可能です。

石堂硝子では、こうした機能性とデザイン性を兼ね備えたエアレス容器をご用意しております。化粧品容器会社ならではの高品質なソリューションをお求めの企業様は、ぜひご相談ください。

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