白い小型犬がケア用のスプレーをかけられています

ペットケア用品市場の拡大と容器の選び方

ペットケア用品の開発において、機能性や安全性はもちろん、飼い主が使いやすく、インテリアなど生活空間になじむ製品設計が重要です。しかし、どのような容器がペットケア用品に適しているのか悩む方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ペットケア市場の現状やニーズを整理するとともに、操作性や安全性に配慮したペット用品向け容器の選び方について解説します。

目次[非表示]

  1. 1.多様化するペットケア用品と価値観の変化
    1. 1.1.ペット用品市場の動向と消費者ニーズの変化
    2. 1.2.多様化するペットケア用品
    3. 1.3.ペットの健康・美容を意識したケア
  2. 2.ペットケア用品に求められる容器の選定
    1. 2.1.動き回るペットにも対応しやすい操作性
    2. 2.2.水回りでも使いやすい安全設計
    3. 2.3.使用シーンに応じたサイズ設計
  3. 3.ペットケア用品で重視したいデザイン性
  4. 4.まとめ

多様化するペットケア用品と価値観の変化

猫が寝そべりながら歯磨きをくわえています

近年はペット用品が単なる飼育のためのアイテムではなく、ペットの健康維持や美容ケア、生活の質(QOL)向上を目的とした製品としても注目されています。そのため、年齢や体質、生活環境に応じた商品展開も進み、市場は多様化しています。

ペット用品市場の動向と消費者ニーズの変化

ペット用品市場は拡大傾向にあります。ホームセンターにおけるペットおよびペット用品の販売額は増加傾向にあり、2023年には2,945億円に達したというデータもあります。さらに、フードやケア用品、医療関連サービスなどへの支出も拡大しており、ペット関連市場全体の需要は高まっています。

画像引用元:石堂硝子『ペットケア市場の拡大とおすすめ容器のご紹介

市場成長を支える背景として、さまざまな環境や価値観の変化が挙げられます。

▼市場を取り巻く環境の変化

  • ペットを家族の一員として考える価値観の定着

  • 高齢化するペットへの健康管理ニーズの増加

  • SNSによる情報発信や口コミの活発化

  • プレミアム商品への需要拡大

近年では、価格帯だけでなく品質や機能性を訴求する商品も多く、付加価値を打ち出した製品が展開されています。

多様化するペットケア用品

市場の広がりに伴い、展開されるアイテムも年々多様化しています。従来はシャンプーやブラシなどの基本的な用品が中心でしたが、現在ではペットの悩みやライフステージに応じた専用商品も多く見かけるようになりました。

▼カテゴリ例

  • シャンプー・コンディショナー

  • 肉球クリーム

  • ブラッシングスプレー

  • 涙やけケア用品

  • 耳・口腔ケア用品

  • 皮膚・被毛ケア用品

  • シニア向けケア用品

ペットの健康・美容を意識したケア

現在のペットケア用品は、衛生管理にとどまらず、健康維持や美容ケアをサポートする役割も担っています。例えば、乾燥しやすい肉球を保湿するクリームや、被毛のツヤを保つためのトリートメント、敏感肌向けの低刺激シャンプーなどが代表的です。

飼い主の間では「病気になってから対処する」のではなく、「日頃からコンディションを整える」という予防意識も高まっています。そのため、日常的に取り入れやすい使い心地も重視されています。

ペットケア用品に求められる容器の選定

小型犬がケア用のスプレーをかけられています

実際のケアシーンを想像すると、ペットは常に大人しくしてくれるとは限りません。特にシャンプーや保湿ケアの最中は、動き回ったり、ケアを嫌がったりすることもあるため、人間用化粧品とは異なる観点で容器設計を検討することがあります。商品開発では、次のような観点から容器が選ばれています。

動き回るペットにも対応しやすい操作性

シャンプーや保湿ケアの最中は、ペットの体を支えながら製品を使用する場面がありますそのため、片手で簡単に内容物を取り出せる容器は、飼い主の負担軽減につながります。

例えば、シャンプーには、片手でプッシュできるポンプボトルが採用されることがあります。適量をスムーズに吐出できるため、ペットから目を離さずに使用できます。

また、肉球クリームやジェルタイプの商品であれば、ワンタッチキャップ付きのチューブ容器やスクイズ容器を採用することで、開閉の手間を軽減できます。

水回りでも使いやすい安全設計

ペットケア用品は浴室や洗面所など、水回りで使用されることが多い製品です。

そのため、容器選びにおいても安全性への配慮が重視されています。例えば、以下のようなデザインを採用することで、トラブルの軽減につながります。

▼水回りでも使いやすいデザイン

  • 濡れた手でも持ちやすい形状

  • 滑りにくい表面加工

  • 液漏れしにくい構造

  • 落下時に割れにくい樹脂素材

また、ペットが容器を倒してしまうこともあるため、安定感のあるボトル形状も選択肢のひとつです。

使用シーンに応じたサイズ設計

ペットケア用品では、用途や利用頻度によって容量設計も異なります。例えば、シャンプーやトリートメントは家庭での継続使用を想定し、250〜500mL程度の容量で展開されることがあります。一方で、お散歩時に使用する除菌スプレーやブラッシングスプレーなどでは、携帯しやすいコンパクトサイズが採用されることもあります。

▼用途ごとの容量設計例

  • シャンプー・トリートメント:250〜500mL程度

  • トリミングサロン向け:業務用の大容量タイプ

  • 肉球クリーム:チューブタイプの小容量

  • スプレー製品:携帯しやすいコンパクトサイズ

使用シーンに合わせたサイズ設計も、容器選びのポイントのひとつです。

ペットケア用品で重視したいデザイン性

大型犬とその隣にペットケア製品のボトルが3本おいています

ペットケア用品では機能性や安全性が重視されますが、デザイン性に配慮した商品も展開されています。近年は、ペット用品をインテリアの一部として捉えた商品も見られ、生活空間になじみやすいシンプルなデザインが取り入れられることもあります。

例えば、以下のような要素を取り入れることで、ブランドの世界観や商品の特徴を表現しやすくなります。

▼生活空間になじむデザインの例

  • マット加工による上質な質感

  • ナチュラルなカラーリング

  • シンプルで清潔感のあるラベルデザイン

  • 並べて保管しやすい統一感のある形状

また、シリーズ展開を行う場合は、サイズや用途が異なってもデザインに統一感を持たせることで、売場での見分けやすさにもつながります。

まとめ

この記事では、ペットケア用品市場の現状と、容器選定時に意識したいポイントについて解説しました。

  • 多様化するペットケア用品と価値観の変化

  • ペットケア用品に求められる容器の選定

  • ペットケア用品で重視したいデザイン性

ペットケア用品では、内容物の特性だけでなく、使用環境や使いやすさに配慮した容器設計も検討されています。片手で扱いやすい操作性や水回りでの使いやすさ、生活空間になじむデザインなど、製品コンセプトに合わせて容器を選定することで、より魅力的な商品づくりにつながります。

石堂硝子では、ペットケア用品向けの容器も多数取り扱っています。容器選びをご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。

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