化粧品容器のパーツ名称と基本構造

化粧品容器のパーツ名称と基本構造を解説

化粧品容器は、ボトルだけではなく、キャップ、中栓、パッキン、ディスペンサーなど、複数のパーツで、構成されています。

パーツ名称について共通の認識を持つことで、容器の構成がイメージしやすくなり、企画やデザインのすり合わせがしやすくなります。

本記事では、化粧品容器でよく使われるパーツ名称と基本構造を、役割と一緒に解説します。

目次[非表示]

  1. 1.化粧品容器の基本構造とは?
    1. 1.1.化粧品容器は複数パーツで成り立っている
    2. 1.2.パーツ構造の知識が役立つ理由
  2. 2.各パーツの名称と役割
    1. 2.1.容器本体(ボトル/ジャー/チューブなど)
    2. 2.2.キャップ
    3. 2.3.中栓
    4. 2.4.パッキン
    5. 2.5.ポンプ
    6. 2.6.中フタ(内ぶた)
  3. 3.まとめ

化粧品容器の基本構造とは?

化粧品容器の基本構造とは?

化粧品容器は複数パーツで成り立っている

化粧品容器は、大きく分けると「容器本体」と「付属パーツ」で構成されます。見た目はシンプルでも、内部に使いやすさや品質を保つための部品が入っていることがあります。

基本構造

  • 容器本体:中身を保持するパーツ

  • 開閉用パーツ:キャップなど

  • 密閉・調整用パーツ:中栓やパッキンなど

  • 吐出機構:ポンプなど

パーツ構造の知識が役立つ理由

パーツ構造の理解は、単に作業工程を把握することだけではありません。言葉とイメージのズレを減らし、指定する対象と範囲が共有しやすくなります。その結果、やり取りがスムーズに進みやすくなります。

①企画やデザインのイメージを揃えるため

同じ名称でも人によって想定しているパーツが異なりことがあります。企画側は「フタ全体」を指していても、容器会社側はアウター・インナー・パッキンを分けて捉えているといったケースも少なくありません。名称と構造をセットで共有しておくと、認識のズレを防ぎやすくなります。

②作業・確認範囲を考えやすくするため

容器は、見た目以上にパーツが多いことがあります。パーツ構造を把握しておくと、「どの部分に色・素材・加飾の指定が必要か」「試作や量産時にどのパーツをどの観点で確認すべきか」といった作業や確認範囲を整理しやすくなります。

③製造・組立工程の前提を揃えるため

容器の製造や組立は、パーツ単位で工程が分かれます。各パーツの名前を正確に把握しておくことで、容器会社との情報の往復を減らせます。

各パーツの名称と役割

ここでは、化粧品容器でよく使われる代表的なパーツ名称と役割を紹介します。名称は共通でも、メーカーによって呼び方が異なることがあります。この記事では、現場で使われやすい意味合いで説明します。

容器本体(ボトル/ジャー/チューブなど)

容器本体は、内容物を保持する中心パーツです。化粧水のボトルだけでなく、クリームのジャーやチューブも本体に含まれます。素材はガラスや樹脂があり、見え方や重量、耐薬品性など、素材が持つ特徴がそれぞれ異なります。

容器本体の種類(例)

  • ボトル:液体〜ある程度の粘性をもつ内容物に適した細口容器

  • ジャー:クリームやバームなど、手やスパチュラで取り出す内容物に適した広口容器

  • チューブ:中身を押し出して使用する形状の容器

  • コンパクト:粉体や固形の内容物に適した、開閉式の容器

容器本体(ボトル・ジャー・チューブ・コンパクト)

キャップ

キャップは、内容物の保護と密閉を担うパーツです。回して開閉するスクリュータイプや、ヒンジで開閉するワンタッチタイプなど構造の違いによって使い勝手や印象が異なります。

キャップの代表例

  • スクリューキャップ:回して開閉

  • ワンタッチキャップ:ヒンジ構造で開閉

  • オーバーキャップ:ポンプや吐出口の上にかぶせて使用

スクリューキャップ・ワンタッチキャップ、オーバーキャップ

中栓

中栓は、内容物の出る量を調整する役割を持ちます。液だれの抑制や、輸送時の漏れ対策としてつけることがあります。細口ボトルでは中央に小さな穴があいている「穴あき中栓」が一般的です。先端が細長く突き出している「トンガリ(ノズル)中栓」は、狙った場所に出しやすい構造です。

また、「中栓」という名称は指す範囲が異なる場合があります。例えば細口ボトルでは吐出量を調整する部品を指すことが多い一方、クリーム容器ではナカフタ(内ぶた)を中栓と呼ぶケースもあります。名称だけではなく、形状や用途まで共有されていると認識のズレが起きにくくなります。

中栓

パッキン

パッキンは、気密性を高める補助パーツです。キャップ内側や口部周辺に組み込まれるケースが多いです。材質は弾性のある素材が選ばれ、密閉する必要のある内容物の容器に向いています。内容物との相性や、求める密閉性に合わせて設計されます。

パッキンが入る位置(例)

  • キャップの内側:口部に当たる位置

  • 口部の周囲:ボトル側に入る設計

パッキン

ポンプ

ポンプは内容物を一定量ずつ吐出するための機構です。霧状に吐出するタイプにはミストポンプなどがあり、一般的にはスプレーと呼ばれることもあります。こうした吐出パーツは、まとめて「ディスペンサー」と呼ばれることもあります。

ディスペンサーに含まれる要素(例)

  • ボタン:押す頭部

  • ハカマ:ねじ部側面

  • パイプ:底から内容物を吸い上げる

  • 機構部(メカ):吐出機構の中心

ポンプ

中フタ(内ぶた)

中フタは、内容物を空気に触れにくくし、異物混入を防ぎやすくするためのパーツです。使用感の向上や外観の印象づくりを目的に付属することもあります。スパチュラを収納できるタイプもあり、セットとしての完成度を高める設計に使われます。

中フタ

まとめ

この記事では、化粧品容器の基本構造と、代表的なパーツ名称・役割を解説しました。

  • 化粧品容器の基本構造とは?

  • 各パーツの名称と役割

化粧品容器は、ボトルやキャップだけでなく、品質や使い心地を支えるさまざまなパーツで構成されています。パーツ構造を理解することで、見た目だけではわかりにくい特徴にも目を向けた選定がしやすくなります。容器の構造やパーツ選定で迷う点があれば、石堂硝子にご相談ください。

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