
美容液容器を選ぶとき、最初に決めることは?
オリジナル化粧品の開発を検討する際、まずは美容液から商品展開を始めるケースがあります。美容液は、化粧水や乳液と比べると30mlや50mlなど比較的小容量で販売されています。例えば同じ30mlの美容液容器でも、スポイトやポンプといった吐出方法や、形状、材質によって印象や使い勝手は大きく異なります。
また、スキンケアラインにおいて美容液を特別なアイテムとして位置づけて、形状や加飾などによってプレミアム感を演出することもあります。そのため、どのような商品として展開するのかを考えたうえで、使用方法やデザイン、必要数量などの条件を決めることが大切です。
今回は、美容液容器を選ぶ前に決めておきたいことや、容器を選ぶ際のポイントについて解説します。
美容液容器を選ぶ前に決めておきたい4つのこと

①容量を決める
まず決めておきたいのが、美容液をどのくらいの容量で販売するかです。
美容液は、化粧水や乳液などと比べて比較的小容量で販売される商品も多く、30mlや50mlの容器がよく見られます。一方で全ての美容液が30mlや50mlというわけではなく、例えば原液美容液などでは10ml程度の容量で展開されていることもあります。
容量を決める際には、1回あたりの使用量や使用頻度、どのくらいの期間使用する商品なのかなどを検討します。商品のコンセプトや使い方に合った容量を決めることがポイントです。
②使用方法を決める
次に、どのように内容物を取り出し、どのように使ってもらうのかを考えます。
美容液容器には、ポンプタイプやスポイトタイプ、中栓タイプなどがあります。それぞれ内容物の取り出し方が異なるため、商品の使用方法や1回あたりの使用量などを考慮して適したタイプを検討することが大切です。
また、内容物の粘度も容器を選ぶ際の判断材料の一つです。水のようにサラサラとした内容物であれば、中栓タイプやスポイトタイプが選択肢となります。一方、ある程度粘度のある内容物ではポンプタイプが適しているといえます。また、空気に触れにくい構造の「エアレスポンプ」は、一般のポンプでは吐出しづらい高粘度の内容物にも対応しています。
※内容物の性状や成分によっては、変色・沈殿・漏れなどが発生する可能性があります。そのため、容器検討の段階で事前に相性確認(適合性テスト)を行っていただくことを推奨しています。
③商品のデザインイメージ
容器は、商品のブランドイメージを表現する役割も担います。そのため、事前に「高級感」「ナチュラル」「シンプル」など商品で表現したいイメージをある程度決めておくことも大切です。
例えば、ガラスのような透明感のある底肉厚容器や光沢感のある蒸着加工付のパーツは、高級感のあるデザインにすることが可能です。一方、マットな質感の塗装やシンプルな印刷デザインは、落ち着いた印象やナチュラルな雰囲気を演出できます。
同じ容量や形状の容器でも、材質や加飾の選び方によって印象を変えることができます。ブランドや商品のコンセプトに合わせてどのようなイメージに仕上げたいのかを決めておくことがスムーズな容器選びにつながります。

④必要数量と発売時期を決める
必要な数量といつまでに商品を完成させたいのかも確認しておきたいポイントです。
化粧品容器は、製品によって対応可能なロット数が異なります。また、一般的に印刷や塗装などの加飾を行う際には工程分の納期がかかり、容器本体とは別に最低ロットが設定されるケースもあります。オリジナル形状の容器を製作する場合には、金型の製作などに時間が必要になることもあります。そのため、必要な数量や発売時期に合わせて、対応可能な容器なのかを確認しておくことが大切です。
美容液容器を選ぶ
容量や使用方法、デザインイメージ、必要数量などの条件を整理したら、実際に美容液容器の候補を探します。必要な条件に合わせて候補を絞り込むことで、商品に合った容器を探しやすくなります。例えば、当社のWEBサイトでは、容量・形状・小ロット対応の可否などから化粧品容器を検索できます。
▼実際に容器を探してみる
また、検索だけでは判断しづらい場合や、条件が未定である場合も想定されます。
そのような場合は、すべての条件を決めてから容器を探す必要はありません。容器会社に現時点で決まっている内容を伝え、相談しながら仕様や候補を絞り込んでいく方法もあります。実際に容器会社のショールームを見学し、実績品を見ながら担当者とイメージを作り上げていくケースもあります。
▼ショールームとは?
美容液容器に関するよくある質問

Q.
美容液容器は何mlが一般的?
A.
美容液容器は、10ml、30ml、50mlなど様々な容量があります。必要な容量は、1回の使用量や想定する使用期間などによって異なります。
Q.
ガラスと樹脂はどちらがよい?
A.
ガラスと樹脂にはそれぞれ異なる特徴があるため、一概にどちらが適しているとはいえません。内容物との相性や重量、形状、デザインなどを考慮し、商品の仕様に合わせて選ぶことが大切です。
Q.
ポンプとスポイトはどちらがよい?
A.
ポンプとスポイトでは、内容物の取り出し方や使用方法が異なります。そのため、1回あたりの使用量や使用シーンなどを考慮し、商品に合った吐出方法を検討することが大切です。また、内容物の粘度などによっても適した容器が異なるので合わせて確認すると良いでしょう。
Q.
オリジナル形状の容器は作れる?
A.
オリジナル形状の容器を製作できる場合があります。ただし、金型の製作などが必要になるため、既製品を使用する場合とは製作期間や費用などが異なります。希望する形状がある場合は、対応可能かどうかを事前に確認すると良いでしょう。
まとめ
美容液容器を選ぶ際には、まず「容量」「使用方法」「デザインイメージ」「必要数量・発売時期」を整理することがポイントです。そのうえで、ガラスや樹脂などの材質や容器の形状、加飾を検討すると商品に合った容器を選びやすくなります。
また、容器を選ぶ際には、デザインだけではなく、内容物との相性やロット、納期なども確認することが大切です。
石堂硝子では数多くの美容液容器の実績がございます。
希望する仕様が決まっている場合はもちろん、まだ具体的な条件が決まっていない場合でも、容器選びについてご相談いただけます。
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