OEMメーカーに依頼して化粧水を製造するメリット

自社ブランドで化粧水を販売することが決まり、製造を依頼するOEMメーカーを調べている担当者さまもいるのではないでしょうか。製造できる化粧水の種類や、OEMメーカーを利用するメリットを事前に知っておくと、販売までスムーズに進めることができます。

そこで本記事では、OEMメーカーに依頼して化粧水を製造するメリットを紹介します。

化粧水の役割

化粧水には、約80%の精製水と残りの20%にグリセリンやセラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分が含まれています。主な役割は、肌に水分を与えてうるおすことです。

化粧水のあとに使う美容液・乳液などのなじみを良くする効果や、肌のキメを整える効果があるため、洗顔後には必ず取り入れたいアイテムです。

OEMで製造できる化粧水の種類

OEMで製造できる化粧水としては、主に5種類が挙げられます。以下の表をご覧いただき、オリジナルの化粧水を販売する際の参考になさってください。

▼OEMで製造できる化粧水

このように、種類ごとに使用目的や効果などが異なります。そのため、OEMを利用して化粧水をつくる場合は、どの種類を販売したいのかをあらかじめ明確にしておくことが大切です。

また、OEMメーカーによっても得意分野があるため、公式ホームページの事例や口コミなどを調べて実績や評判を確認することをおすすめします。

OEMメーカーに依頼して化粧水を製造するメリット

ここからは、OEMメーカーに化粧水の製造を依頼すると得られる3つのメリットを紹介します。理想の化粧水をつくれるよう、メーカーへの依頼時にお役立てください。

①小ロットから始められる

OEMメーカーに依頼するメリットとしてまず挙げられるのは、小ロットから化粧水を発注できるということです。

OEMメーカーによっては小ロットでの製造に対応しており、最初は少ないロット数で発注し、需要に応じて数を増やしていくことが可能です。つまり、在庫数を抑えて負担を軽減することができます。

対応できるロット数はOEMメーカーにより異なるため、詳細は直接問い合わせてみてください。

②コストを抑えられる

自社で製造するケースと比較して、OEMメーカーに外注すればコストを削減することもできます。

商品の製造に際しては、工場設備や人員の確保などに対して膨大な費用が必要です。特に化粧品の場合、『薬機法』に則り、工場の床や天井の素材、密閉性・換気性などの基準もクリアするためにより多くの費用を投じることになります。

また、自社で化粧水を製造するのであれば、“化粧品製造業許可”も取得しなければならず、この取得には時間も手間もかかります。

OEMメーカーには工場設備や必要な人員、ライセンスがすべてそろっているため、依頼することでこれらのコストを抑えて化粧水をつくれるというわけです。

以下の記事では、化粧品を製造・販売するために必要な許可を、取得するまでの流れとともに紹介しています。

③製造業務以外に注力できる

OEMメーカーに化粧水の製造を依頼すれば、それ以外の業務に専念することも叶います。

自社ブランドとしてオリジナルの化粧水を販売する場合、企画や販売などの業務にも力を入れる必要があります。

OEMメーカーに依頼すると、製造に必要な人的リソースをほかの業務に注力させることが可能です。企画や販売業務に専念できれば、顧客満足度の向上や売上アップなどが見込めます。

まとめ

この記事では、化粧水OEMについて以下の内容を紹介しました。

• 化粧水の役割
• OEMで製造できる化粧水の種類
• OEMメーカーに依頼して化粧水を製造するメリット

OEMで製造できる化粧水は多種多様で、OEMメーカーに依頼することで小ロットから始められるうえに、コストの削減や企画・販売業務への専念などのメリットを得られます。

また、化粧水づくりでは商品の印象を決定づける容器にこだわることも重要です。

化粧品容器メーカーである石堂硝子に問い合わせいただければ、これまでの経験をもとに最適な化粧品容器をご提案します。「理想の化粧水をつくりたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

お問い合わせはこちら

また、サンプル・カタログは下記ページよりご請求いただけます。