化粧品OEM美容液をつくる流れとおさえたいポイント

化粧品OEMで美容液をつくる流れと依頼時に押さえておきたいポイント

「自社オリジナルの美容液をつくりたい」と考え、化粧品OEMについて調べている化粧品メーカーの担当者さまもいるのではないでしょうか。化粧品OEMを利用するなら、販売までの全体の流れや依頼時のポイントを把握しておきたいものです。

そこで本記事では、化粧品OEMで美容液をつくる流れを、依頼時に押さえておきたいポイントとともに紹介します。



美容液とは

美容液は、美容成分が高濃度で配合されている基礎化粧品の一つです。


美白や毛穴、ニキビ予防などの特定の肌悩みに対し、美容成分がはたらきかけることによって集中的にケアすることができます。そのため、普段のお手入れにプラスすると、肌悩みの改善や肌トラブルの予防につながります。


美容液の種類

美容液の種類

美容液にはさまざまな種類があります。以下の表に、4つの分類をまとめました。


美容液の主な種類

種類
概要

エッセンス(Essence)

化粧水よりも多くの美容成分が配合されていて、水のようなテクスチャーで肌なじみがよい

セラム(Serum)

エッセンスよりも美容成分が凝縮されていて、とろみのあるテクスチャーをもつ

アンプル(Ampoule)

セラムよりも美容成分がさらに高濃度で配合されていて、韓国コスメの美容液で目にすることが多い

ブースター(Booster (Serum))

洗顔後、化粧水の前に使うことで化粧水や美容液の効果を高められるアイテムで、導入美容液ともよばれる


美容液ごとに、テクスチャーや配合されている美容成分の濃度などが異なります。そのため、化粧品OEMを利用して美容液をつくるなら、どの種類を選ぶのかも重要になってきます。



化粧品OEMで美容液をつくる流れ

化粧品OEMで美容液をつくる流れ

自社で工場を保有していない場合は、化粧品OEMメーカーへの依頼で、美容液を製造・販売することができます。販売までの基本的な流れは、以下の通りです。


▼化粧品OEMで美容液をつくる基本的な流れ

  1. 化粧品OEMメーカーへの問い合わせ・打ち合わせを実施する
  2. 美容液のコンセプトを決める
  3. サンプルを作成し、容器・パッケージを選定する
  4. 美容液の処方・容器・パッケージを確定する
  5. 最終見積もりを確認し、正式発注する
  6. 納品・検品が完了したら、販売する

問い合わせから販売までには、6ヶ月程度かかります。ただし、サンプルの作成を重ねたり、トラブルが発生したりすると、それ以上の期間を要するケースもあります。スムーズに美容液を販売するためには、余裕をもったスケジュールを組むことが欠かせません。



化粧品OEMで美容液をつくる際の2つのポイント

化粧品OEMで美容液をつくる際の2つのポイント

ここからは、化粧品OEMで美容液をつくる際に押さえておきたい、2つのポイントを紹介していきます。理想の美容液に近づけるよう、化粧品OEMメーカーへの依頼時にお役立てください。


①ターゲットに合わせた美容成分を選択する

化粧品OEMで美容液をつくるなら、ターゲットに合わせた美容成分を選んだうえで、配合量を決める必要があります。美容液の役割は、特定の肌悩みを改善・予防することであり、それには美容成分と配合量が鍵を握っているためです。


なお、化粧品OEMメーカーによって、取り扱っている美容成分の種類や、得意分野が異なります。事前のリサーチを重ねたり、直接メーカーに問い合わせたりして、ターゲットのニーズを満たしてくれる化粧品OEMメーカーに依頼することが大切です。


②容器・パッケージにこだわる

ブランドイメージやユーザーの利便性などを向上させるために、容器にこだわることも化粧品OEMで美容液をつくるうえでは欠かせません。


本体はプラスチックやガラス、中身の吐出する部分はスポイトやポンプなど、容器の種類もさまざまです。特に、美容成分が凝縮されている美容液の場合、比較的高価格帯のアイテムになるため、見た目にこだわり、容器の材質や加工などに工夫を施すことも重要です。


化粧品OEMで容器を調達する際は、製造を委託した化粧品OEMメーカー、あるいは化粧品容器メーカーに依頼します。


以下の記事では、化粧品容器の選び方のポイントや化粧品OEMで容器が重要な理由を解説しています。

  化粧品容器の選び方のポイントは? 化粧品OEMで容器が重要な理由も解説 化粧品の開発において容器選びは重要な要素です。しかし、自社のノウハウが不足しており、「容器選びの基準がよくわからない」とお悩みの化粧品メーカーの担当者さまもいるのではないでしょうか。本記事では、化粧品容器の選び方を、化粧品OEMで容器が重要な理由とともに解説します。 石堂硝子株式会社



まとめ

この記事では、美容液OEMについて以下の内容を紹介しました。

  • 美容液の概要
  • 美容液の種類
  • 化粧品OEMで美容液をつくる流れ
  • 化粧品OEMで美容液をつくる際のポイント

美容液は、美容成分が高濃度で配合されている基礎化粧品です。自社で工場を保有していない場合でも、化粧品OEMメーカーへの依頼で、美容液を製造・販売することができます。


また、化粧品OEMで美容液をつくるなら、美容成分と配合量を選ぶのと同じように、容器にもこだわりたいところです。


創業100年を迎える石堂硝子にお問い合わせいただければ、これまでの経験をもとに最適な化粧品容器をご提案します。「理想の美容液をつくりたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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