OEM開発が可能なリップと製品に使用する容器の種類

OEM開発が可能なリップと製品に使用する容器の種類

リップは年齢や性別を問わず使用される定番の化粧品です。リップといってもさまざまな種類がありますが、OEM開発が可能な製品にはどのようなものがあるのでしょうか。


本記事では、「自社でもリップを作りたい!」とお考えの担当者さまへ、OEM開発が可能なリップや、オリジナルリップに使用する容器の種類を解説します。



OEM開発が可能なリップには何がある?

OEM開発が可能なリップには何がある?

OEM開発ではベーシックなリップスティックから、トレンドのリッププランパーに至るまで、さまざまな種類のリップを作れます。以下で、それぞれの特徴を一つずつ確認していきます。


①リップスティック

いわゆる“口紅”といわれる王道のリップが、リップスティックです。


発色が良く、リップメイクがより楽しくなるアイテムとして年齢や性別を問わず愛されています。カラーバリエーションや、ツヤ・マットといった質感が豊富なため、シリーズ化しやすく、ブランド価値の向上も見込めます。


なおリップスティックを販売するブランドは多いため、そのなかで自社の製品を選んでもらえるようなアピールポイントをつくりたいところです。


②リップグロス

リップグロスは、くちびるにツヤやうるおいを与えて、ふっくらとした見た目に仕上げるアイテムです。


ほかのリップの色を邪魔しない透明感のあるものが多く、重ねて塗っても単体でもリップメイクを楽しめます。さらに保湿成分が配合されているため、くちびるの乾燥ケアとしても使用可能です。


くちびるを立体的に見せたいときに役立つリップグロスですが、なかには色の薄さやべたつきを気にする消費者もいます。ですから製品を作る際は、心地よい使用感なのかを考えることがポイントです。


③リキッドルージュ

OEM開発が可能なリップには、リキッドルージュも挙げられます。リップスティックとリップグロスの良いところを併せ持っており、抜群の発色とうるおい感でくちびるを彩ります。


フィット感に優れているため、重ね塗りでもくちびるが重たい印象になりません。簡単にきれいなリップメイクが完成することから、初心者でも手に取りやすく、需要の高いアイテムといえます。


④ティントリップ

韓国コスメとしても人気を博しているティントリップの魅力は、なんといっても落ちにくい点です。「ティント」は英語で「tint(染める)」という意味で、口紅やグロスとは違い、くちびるを染めてじゅわっとにじむように発色します。


なお、場合によっては色の浸透が原因で、くちびるの荒れや乾燥を引き起こすかもしれません。OEM開発では消費者の悩みを解決できるよう、くちびるに負担がかかりにくい製品を作るのも一案です。


⑤リッププランパー

近年、注目を集めているアイテムの一つが、リッププランパーです。名前となっている「プランプ」には、英語で「plump(ふっくらとした)」という意味があります。


リッププランパーは、ボリュームのあるくちびるに見せるためのリップ用美容液で、カプサイシンやバニリルブチルといったプランプ成分が配合されています。こうした成分がくちびるに刺激を与え、ふっくらと見せてくれるわけです。さらに保湿効果もあるため、リップグロスの代わり、また寝る前のケアなど多くのシーンで役立ちます。


昼夜を問わずくちびるをケアできるという特性を活かし、効果が持続する時間の長さにこだわって製造してみてはいかがでしょうか。


⑥リップペンシル

リップペンシルは、くちびるの輪郭をはっきりさせたり、口角が上がっているように見せたりと、自分のなりたいくちびるに近づけるためのアイテムです。名前の通り鉛筆のような形状をしているため、細部まで補正しやすい点が特徴です。


現在ではくちびるの悩みを解決できるとして、1990年代以来のリップペンシルブームが起きています。そのためOEM開発すれば、多くの消費者の手に製品が届くかもしれません。



OEM開発の際に覚えておきたいリップの質感

消費者の好みやTPOによって使い分けられているリップの質感にこだわることも大切です。その種類を以下の表にまとめました。


▼リップの質感

質感

特徴

ツヤ

みずみずしいくちびるに仕上げ、柔らかい印象を与える

マット

高発色で光沢がなく、落ち着いた大人の雰囲気に仕上げる

グリッター

ラメが配合されており、華やかさを演出する

シアー

発色が控えめで透明感があり、上品な印象を与える


このようにリップの質感は多岐にわたり、それぞれに違った魅力があります。質感を考えるときには、製品を届けたい消費者や使用してほしい場面を明確にしてみてください。



オリジナルリップに使用する容器の種類

オリジナルリップに使用する容器の種類

製造可能なリップや質感にくわえて、押さえておきたいのが容器の種類です。


OEM開発においては、ブランドイメージの構築、また消費者の興味関心を引く容器の選定が欠かせません。特別感のあるリップに仕上げたいなら、マットや箔押しなど、加工を施した容器の使用がおすすめです。


オリジナルリップに使用する容器には、具体的にどのような種類があるのでしょうか。


①スティックタイプ(繰り出し式)

オリジナルリップに使用するスティックタイプ容器

スティックタイプは中身を繰り出して使う容器で、主にリップスティックを製造する場合に用いられます。必要な分だけ中身を出せるため、使い勝手が良く、手が汚れる心配もありません。


また容器の素材には、プラスチックや金属などさまざまな種類があります。容器の下部を回したりつまみをスライドさせたりと、繰り出し方も多種多様です。


②チップタイプ

オリジナルリップに使用するチップタイプ容器

リップグロスやリキッドルージュなどを作りたいときには、チップタイプの容器がおすすめです。


キャップ部分にリップアプリケーターがついているため、くちびるにのせるリップの量を簡単に調整できます。リップアプリケーターはシリコン製や金属製のものもあり、これらを使用すれば、衛生面を気にする消費者にも製品を届けられるはずです。


③チューブタイプ

オリジナルリップに使用するチューブ容器

チューブタイプの容器と聞くと、ヘアトリートメントやハンドクリームなどを思い浮かべる担当者さまもいるのではないでしょうか。実は、このタイプの容器はリップにも使用できます。


チューブタイプは容器を押して中身を出すため、粘度の高いテクスチャーのリップに向いています。密閉性が高く衛生的なうえ、くちびるに当てる部分が斜めにカットされているものなら、塗りやすさも抜群です。


④ジャータイプ

オリジナルリップに使用するジャー容器

中身を指やスパチュラですくい出すタイプの容器がジャータイプです。柔らかいテクスチャーであるバーム状のリップに最適な容器です。


ジャータイプの容器には、ミニサイズからたっぷりと使える大容量サイズまで、さまざまな形状があります。選択肢が多いことから、製品にぴったりな容器が見つかるはずです。


手は汚れてしまいやすいですが、中身の残量を確認しやすいのは消費者にとってうれしいポイントです。



まとめ

今回はリップのOEM開発について、以下を解説しました。


  • OEM開発が可能なリップには何がある?
  • OEM開発の際に覚えておきたいリップの質感
  • オリジナルリップに使用する容器の種類


OEM開発ではリップスティックからリップペンシルまで、さまざまな種類のリップを製造できます。多くの消費者に製品を届けるためには、リップの種類や質感にくわえて、使用する容器にもこだわりたいところです。


オリジナルリップの容器をお探しの場合は、石堂硝子にお任せください。豊富な種類のなかから、リップをより魅力的に見せる高品質な容器をご提案いたします。


興味のある方は、こちらからお問い合わせください。

  お問い合わせ|化粧品容器づくりで創業約100年の石堂硝子株式会社 お問合せフォームまたは電話にてお気軽にご相談ください。電話:月~金 9:00~17:30 (土日祝以外)TEL: 06-6971-3897(大阪) TEL: 03-6418-1357(東京) 石堂硝子株式会社


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